Live2Dイラストの依頼相場を徹底解説!依頼のポイントや格安既製品について
Live2Dとは静止画のイラストをキャラクターがまるで生きているかのように動かす技術で、ゲームや動画配信者が自分のアバターを動かすVtuber(ブイチューバー)にとても人気があります。
高品質なLive2Dイラストはスムーズで自然な動きで視聴者の注目を集めやすくなり、より多くのファンを獲得するチャンスが広がりますが、Live2Dの制作には通常のイラスト依頼とは異なり、イラストの分割やモデリングなど特殊な技術が必要です。
そのためLive2Dイラストの依頼相場はピンキリとなっており、Live2Dの依頼は工程ごとに分かれていることも多く、依頼のハードルが高く感じられてしまいがち。
この記事では初心者でもわかりやすいように、制作工程の紹介から、Live2Dイラストの依頼相場へと順番に紹介をしていきます。
Live2Dの制作工程とそれにかかる料金
Live2Dの制作は主に「イラスト制作」「パーツ分け」「モデリング」の3つのステップが基本で、それぞれの工程に応じた料金が発生します。
依頼時には、どの部分を重視するか、またどれくらいの動きを求めるかによって予算が大きく変わるため、しっかりと検討することが大切です。
なかにはイラスト〜モデリングまで一括でやってくれるイラストレーターさんもいて、料金が明確にわかることと、製作者が同じなのでキャラクターの一貫性があるなどメリットも大きくあります。
元プロアニメーターが一括して作るLive2Dイラストは上の画像か、下のボタンから詳細ページを見ることができます!
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イラスト制作(パーツ分け)
Live2Dイラスト制作の最初のステップは、キャラクターのイラストを細かくパーツに分けることです。
目や口、手足、髪の毛など、動かす予定の部分をあらかじめ分割して描く必要があり、パーツが細かければ細かいほど、キャラクターはリアルで滑らかに動きますが、制作には手間がかかるため料金も高くなります。
パーツ分けの詳しい説明はこちらのサイトが参考になったので、興味がある方は見てみてください。
モデリング
モデリングはパーツ分けされたイラストを基に、コンピュータ上で実際に動かせるデータに変換する工程です。
これは専門的な技術が求められる作業で、モデリングまで勉強しているイラストレーターさんもいますが、基本的にはモデリングを専門的に行う「モデラー」に依頼するのが一般的です。
モデリングの料金もパーツ分けと同様に、どのくらいの範囲を動かすかや動きの精度によって異なります。
アニメーション
アニメーションは、キャラクターに具体的な動きを付ける作業です。
例えば、目をパチパチさせたり、口を動かして話しているように見せたりすることが可能です。
アニメーションの精度が高いほど、キャラクターはより自然に動きますが、動かす部分が増えるごとに料金も増加します。
モデリングとアニメーションって何が違うの?
モデリングとアニメーションの違いを簡単に言うと、モデリングは「動ける準備」をする作業で、アニメーションはその準備を使って「実際に動かす」作業です。
パーツごとに分けられたイラストを、実際に動かせるようにデジタルデータ化する工程です。
具体的には、イラストの各パーツをどのように動かすか、どんな動きをさせるかをプログラムで設定します。
例として、目や口がどのように開閉するか、顔や体の動きの範囲を決めるのがモデリングの役割です。
この作業によって、イラストが「動かせる素材」になります。
モデリングされたイラストに実際の動きを付ける作業です。
つまり、モデリングで設定された動きの範囲やパラメータを使って、キャラクターを動かし、視覚的に見える形で「動作」させるプロセスです。
例えば、目をパチパチさせたり、口を動かして話しているように見せたり、手を振らせる動きなどがアニメーションに該当します。
Live2D用イラストの依頼相場
Live2Dの依頼をする際の相場を工程ごとに紹介していきます。
Live2Dイラストの依頼相場はクリエイターの経験や、先ほど紹介したようなモデリングやアニメーションの細かさによって価格は大きく変わってきますが、一般的な相場を押さえておくと依頼をスムーズに進められるでしょう。
Live2Dのイラストを専門的な制作会社に依頼する場合、1件あたりの制作費用が20万円以上になることもあります。
これからVtuberとして活動を始める方は、ココナラなどの個人クリエイターに依頼することが一般的なので、クラウドソーシング系のサイトを中心に依頼の相場を紹介していきます。
パーツ分けの依頼相場
元となる立ち絵の相場はこちらでも紹介していますが、実績作りの格安出品を除くと5,000〜10,000円ほどが相場となっています。
イラスト+パーツ分けまで含めた依頼相場は50,000万円前後が多く、シンプルなキャラであればもう少し安くなる場合や、ハイクオリティのキャラの相場は10万円前後になることもあります。
すでに持っている立ち絵をパーツ分けしてくれる方もいますが、基本的にはイラスト+パーツ分けといったセットで出品している方が多い印象です。
1枚絵をパーツ分けする場合
完成された1枚絵をあとからパーツ分けしてくれるクリエイターもいます。
注意点としては、元のイラストのテイストが変わってしまう恐れがあることや、元のイラストに対する著作権が関わってくる場合があります。
お気に入りの立ち絵をLive2D化したい気持ちもわかりますが、イラストからパーツ分けまで一括で依頼する方がおすすめです。
パーツ分けのみの依頼相場
それでもパーツ分けのみを依頼したい場合の相場ですが、ココナラの検索画面を見てみると約20,000円がパーツ分けの相場となっており、プラスでオプション料金が発生することが多いようです。
モデリング依頼の一般的な相場
モデリングの相場は、専門的な技術ということもありイラスト制作相場に比べてやや高めです。
1体のキャラクターを動かすためのモデリングの相場は50,000〜100,000円ほどかかり、動きの自然さやスムーズさを重視すると200,000〜300,000円とさらに高額になることもあります。
ココナラではモデリング専門の方よりも、イラスト制作からモデリングまで一括(しかも格安)でやってくれる方が目立ちました。
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単純なアニメーションのみ
モデリングと重複する部分もありますが、BGM系のYouTube動画や配信の待機画面などに使われるシンプルなLive2Dイラストの場合、Vtuber用のLve2Dイラストよりも安く依頼することが可能です。
たとえば1つのアニメーション(例:目の動きや口パク)に対する相場は、10,000円前後が相場です。
既存のイラストを使用して依頼することもできるので、用途によっては「アニメーション」で検索をしてみてもいいかもしれません。
Live2D依頼の際のポイントと注意点
Live2Dを依頼する際にはいくつかのポイントを押さえておきましょう。
イラストを依頼の基本的なやりとりについてはこちらの記事でも詳しく紹介していますが、適切な準備を行うことで、クリエイターとのやり取りが円滑になり、希望通りのキャラクターに近づけることができます。
この章では、依頼の際に注意すべき主なポイントを解説します。
絵柄の選び方
絵柄の選び方は、あなたが愛着を持てることも大切ですが、コンテンツのテーマやターゲット層も考慮することが重要です。
Vtuberのゲーム実況やファンタジーRPGをメインにしたコンテンツでは、「ホロライブ」の白上フブキや「にじさんじ」の月ノ美兎のような、柔らかく可愛らしい、親しみやすい絵柄が人気で、視聴者が癒しや楽しさを感じやすいためファンの心を掴みやすいでしょう。
こうした具体的な例をイラストレーターに伝えることで、コンテンツの雰囲気やターゲットに合った理想の絵柄に近づけることを意識してみましょう。
動かしたい部分を明確に
次に重要なのが、動かしたい部分を明確にすることで、できるだけ具体的な指示を出すことが重要です。
例えば、口の動きを精細にしたい、目を細かく動かしたい、あるいは手を振る動きを強調したいなど、詳細に希望を伝えることで、クリエイターがより正確にその要望に応えることができます。
繊細な動きを求める場合、依頼費用は上がるので事前に予算もしっかりと立てておきましょう。
おすすめのLive2Dクリエイターを紹介
- 元アニメーターのプロ絵師!
- アニメ塗りの女の子が特にかわいい!
- レスポンスが早くて対応もとても丁寧!
アイコンに一目惚れして即依頼と掲載のお願いをした元プロ絵師さん!
アニメーターとして3年半勤務していた実績があり、最近はココナラで配信用立ち絵のキャラデザや動きのあるミニキャラなどを中心にイラストを描いている絵師さんです!
Live2Dの依頼費用は安くないので、信頼できるクリエイターや安全なプラットフォームを選ぶことは非常に重要です。
SNSなどでもクリエイターを探すことはできますが、納期や予算などの契約に関することや支払いの方法など知っておかなければいけないことがたくさんあるので、初めての方にはおすすめできません。
大手のクラウドソーシングサイトであれば、過去の作品や依頼者からの評価などクリエイターを判断する材料がたくさんあり、やりとりや支払いに関してもサイト側が仲介をしてくれるので安心して依頼ができるのがメリットです。
当サイトでお世話になっているイラストレーターさんもLive2Dの販売をいているのでチェックしてみてください。
人気のクラウドソーシングサービス
- ココナラ:登録者数も多くクーポンや紹介コードでお得に依頼できるのもポイントです。
- SKIMA:アニメ風や同人系イラストを得意とするイラストレーターが多くいます。
- クラウドワークス:フリーランスのイラストレーターやデザイナーが多く、継続的な依頼やビジネス色の強いやりとりを求める方におすすめです。
Live2Dの依頼ならココナラ・SKIMA・クラウドワークスがおすすめです。
大手のサイトで安心して取引ができて、各サイトにそれぞれ特色があるので、あなたにあったサイトを選ぶことができます。
どのサイトも無料登録できるので、いろんなクリエイターさんを探してみてください!
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Live2Dには既製品もある
クラウドソーシングサイト以外にも、すでに出来上がっているLive2Dを購入することもできます。
VTuber向けLive2D公式マーケットのnizimaでは、執筆時の販売中のLive2Dデータがなんと約7,000件も登録されているので、お試しでLive2Dを使ってみたい方にはおすすめです。
また、nizimaでは販売データを実際にカメラで動きをトラッキングして、動き方を確かめる機能などもあるのでぜひチェックしてみてください。
白狼×王子はnizima内で「あおばそら」と検索してみてください。
あおばそらさんはココナラでイラストの販売もしてるのでぜひ!
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